Blog・News歯科でも骨粗しょう症のスクリーニングができる⁉
骨粗しょう症は骨に含まれるカルシウムなどが減り、骨がもろくなる病気です。
閉経後の女性に多く、ちょっとしたことで骨折し、介護が必要となってしまうケースも少なくありません…。
日本での介護要因は、骨粗しょう症による転倒時の骨折が、認知症、脳血管疾患に次いで多く、長崎では、要介護1~4介護が必要となった原因の1位が骨折です(令和3年度健診・医療・介護データ連結分析事業より)。
また、大腿骨骨折の5年生存率は50%となっています。
骨粗しょう症が原因で骨折する可能性が高い方を早期に診断し、有効な予防手段を講じることは健康寿命を延ばすために重要です。
そんな中、最近では、歯科で撮影されるパノラマX線写真から「骨粗しょう症の疑い」のスクリーニングができるようになりました!
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https://honetoha.jp/info/0570/
パノラマX線写真の黄矢印の顎の骨の表面の厚みから、骨密度を予想し、歯科で骨粗しょう症に対する受診勧奨を行っていきます。
国内の骨粗しょう症検診率は5%未満とされ、骨粗しょう症は重症化して初めて発覚するケースが多いのが実情です。
歯科ではほとんどの方でパノラマX線写真を撮影することから、重症化する前の専門医受診・早期治療につなげられることが期待できます!
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当院では、定期的なX線写真撮影をオススメしています。