Blog・News歯科や多職種の研修会は参加のみならず企画にも携わります
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秋も深まってまいりました。ここ佐世保でも日ごと寒さを増し、銀杏は散り、黄色いカーペットのようです。
紅葉の彩りも鮮やかになってきましたね。
先週末から今週頭にかけて四日連続で歯科と多職種関連の研修会イベントが続き、
企画に携わって準備や協力をしてくれたり、研修会に出席してくれたり、
お世話になった関係者や歯科医師会の方々には頭が上がりません。
また、イベントや会議のために、まだ診療している先生、スタッフや患者さんを残して出ることもありました。
理解と協力をいただける皆さまに感謝です。
学会や研修会、セミナーなどで「〇〇に参加してきました」、とはよくある話(ブログ)です。
しかし参加するということだけでは意義すらありませんよね。
何かよい情報や技術や手技を自分たちのパフォーマンスにフィードバックしないと過ごした時間さえ無駄になります。
私はこのようにただ参加しただけの状態を単なる「物見遊山」だね、とスタッフには言います。
有益な情報は必ず月に1回のミーティングで発表もさせ、スタッフ全員で検証します。
今回の研修会関連は…
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11月17日(土)広域リハ口腔ケア研修会 (スタッフ・インスタラクター)
11月18日(日)第2回させぼ健康と福祉フェスティバル (スタッフ)
11月19日(月)平成30年度第3回長崎口のリハビリテーション研究会県北地区実行委員会 (スタッフ・打ち合わせ)
11月20日(火)第1回佐世保地域歯科医療連携室事業研修会「アセスメント(評価)と口腔ケア」 (スタッフ・インストラクター)
私は佐世保市歯科医師会では「医療福祉委員会」という訪問歯科診療や介護や福祉との連携の委員会に携わっていますが、
所属する先生たちや歯科衛生士会佐世保支部の方々も自院の仕事をこなした上で休む間も無く連続して出席はきつかっただろうな、と申し訳なく思っています。
このように皆さまの貴重な時間を頂いて企画運営しますから、
皆にとって良い形として結果は出さなければいけません。
それはすなわち「地域の医療の質」です。
行政や歯科医師会の会議でも「歯科が在宅に届いていない」とは意見を上げます。
これには二つの負の要素が含まれています。
1「在宅から歯科への依頼がない」
2「訪問歯科診療や訪問で歯科検診を行う歯科医師が少ない」
私たち、地域の歯科医療従事者や関係者は地域の在宅における効果的なシステムと
高齢者歯科にスキルのある歯科医師やスタッフの育成を行わなければいけません。
アキラデンタルオフィスも高齢者歯科や訪問歯科診療など地域に役立つ技術の研鑽に邁進してまいります。
高齢者歯科に限らず、どうか地域の皆さまのお口に良い歯科医療が届きますように。